株式会社まちよみが主宰する勉強会に参加した。
題名は「私の読解力って大丈夫?」
読解力が低下している大人も増えているのではないか。
「読んで、理解して、それでも実行しない大人」
以前はできていただろうことが。
そんな話から勉強会は始まりました。
読解力とは…
”自らの目標を達成し、自らの知識と可能性を発達させ、効果的に社会に参加するために、書かれたテキストを理解し、利用し、熟考する能力。”
(文部科学省 定義より引用)https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/gakuryoku/siryo/1379647.htm
特に私は、
「熟考する」「評価する」という部分を意識して受講した。
おすすめ図書からの話
『ルポ 誰が国語力を殺すのか』
ルポ 誰が国語力を殺すのか (文春文庫) [ 石井 光太 ] 価格:902円 |
・ごんぎつねのある場面。
・母と子の会話の事例。
このふたつの話題が紹介された。
おぉ、「ゆる言語学ラジオ」で「ごんぎつねの裁判」についての話をきいたばかり!
兵衛が悪いか、ごんが悪いか…あの話かな、と思ったが、そんな話ではなかった。
ごんぎつねの中で、
お葬式の準備をする場面について。
小学4年生の授業で、
「どんな場面だと思いますか」と聞くと、
「死んだおばあさんを煮て消毒している」
との発表があったらしい。
しかも、グループワークでの意見で。
一瞬、「かちかちやま」”ばば汁”が脳裏をかすめたが、
あれは自然と人間の生きるための攻防だから、全く別の話だ。
—話を戻そう。
お葬式を知らない?
知らなくても考えることはできる。
想像することはできる。
小学4年生。9歳から10歳になる年齢。
夢と現実の区別がつく年齢。
この年齢で、
「ヒトがヒトを鍋に入れる」という想像には至ってほしくない。
そう強く感じた。
次に紹介されたのが、
母と子の会話の事例。
「こんなことで?!」と思うような、暴力事件につながったケース。
ごんぎつねの話と、母と子の会話。
この二つに共通しているもの。
それが「読解力のなさ」なのだ。
なぜ、読解力が育まれないのか。
語彙力が足りない。
つまるところは
赤ちゃんの時期の
「語りかけ」と「聞く力」
言葉の獲得の一番最初の土台。
発達でも建物でも何でもそうだ。
土台が頑丈でないと、その上に積みあげるものは崩れてしまう。
戻って、戻って、どこが弱いのか、探すことになる。
戻って戻って、弱いところを直すのは、とても大変。
だから、土台を作る”その時”に頑丈に作ることがいい。
人の土台の時期は、あかちゃん期。
誰もが持っている母子健康手帳には、こんなことが書いてありました。
「赤ちゃんに話しかけましょう。」
「一緒に絵本などを見て遊んであげましょう。」
「まず耳を傾けて、優しく対応しましょう。」
これは、言葉の獲得の一番最初に、とても大切なこと。
一生続く語彙の獲得の、最初の土台。
母子手帳にはしっかり書いてある。
でも、
”育児の心得を獲得し、自らの知識と可能性を発達させ、効果的に社会に参加するために、母子手帳に書かれた内容を理解し、利用し、熟考する”
なんて、赤ちゃんのお世話で大変な中、なかなか難しい。
子育てには、伴走してくれる人がいるといい。
土台を作る、ぴったりの時期に
言葉を育む、心を育てる。
子育ての初期の初期に知っておくといいこと。
その子の名前を呼ぶほど知っている関係で、相談できる人。
これからも心して
「待ちよみ®」をお伝えしていこうと思う。
2026.1.23
(一社)マタニティ期から絵本読みきかせ推進協会認定
マタニティ読みきかせアドバイザー
NPO法人「絵本で子育て」センター絵本講師
子どもの図書館あいすちゃん代表
大谷佑香
価格:1540円 |
価格:1760円 |
