
絵本を読み、あとは子どもの力を信じて待つ
流行りの子育て用語は使われていません。
ただ、子育ての大切なことがぎゅっと詰まっています。
ただそばにいるだけの親でいい。
その理由が、わかります。
てとめーる3月号でご紹介したのはこの本
「まちよみ・またよみ 絵本を使った子育てのすすめ」 内田早苗著 岩崎書店
まちよみ・またよみ 絵本を使った子育てのすすめ [ 内田早苗 ] 価格:1650円 |
先日、著者である内田早苗さんの講演会が行われた。
平塚の700人規模のホール。
そんな広さを感じさせない、熱量の高い講演会でした。
著者の内田早苗さんは農業を営んでいる。
無肥料無農薬、雨以外の水を使わないという「自然力畑」
食べるための美味しい薔薇、かおる薔薇「エシカルローズ」
唯一無二の農業をしている農園「きいろいおうちfarm」
講演会の翌日、参加者がそのfarmに集まった。
講演会に参加した方を無料招待するという
大盤振る舞いの会を開いてくださったのだ。
自然力畑で育ち、その時期に採れる「かおるおやさい」を入れ放題の『そるみし』。
巻物やお稲荷さん、おにぎりなど、好きなものをどうぞ、と山盛りに。
どれも、とっても美味しかった…!
当日の写真が無いのが残念。
写真は何年か前のもの。

何組もの家族がその場に集った。
何十人の人がいただろうか。
過ごしているうちに、ふと思った。
普段行く公園と、何かが違う。
すごく穏やかで、すごく心地良い。
すごく平和で、幸せな空間。
空がひらけているから?
焚き火をしているから?
きいろちゃん(ヤギ)たちがいるから?
土と草に囲まれているから?
どれもそう。
だけど、なんだか違う。
しばらくたってから、決定的に違うことを見つけた。
親の叫び声がしない。
子どもがキャッキャと遊ぶ声。
大人がワッハッハと笑い合う声。
おとなと子どもの対等な会話。
言葉は溢れているのに、とっても穏やか。

「そっち行っちゃだめだよー!」
「もう、そんな泥だらけになって!」
「わがまま言わないの!」
公園で聞こえてくるそんな声が、全くない。
「いーやぁだぁああああ!」
という子どもの声も聞こえない。
全国津々浦々から集まっているので、頻繁に会っているわけではないと思う。
我が家もしかり。
それでも、その場にいる子と自然に遊び始める。
子ども同士が言い合うことがあっても、過剰な干渉はせず、聴く。
望まれたら代弁する。
もちろん、一人遊びする子もいる。
その姿を見て、不安になる親はいない。
これが、「待ちよみ」を実践している方々の集まりなのか。
理想郷…?

『待ちよみ』は幸せを生む。
そう実感した。
気になった方は、是非書籍を手に取ってみてください。
そして、著者に会いに行ってください。
『せりがやtetomail』からこの記事にたどり着いてくださった方へ。
『おやこひろばてとてと』で開催している『絵本の日』に是非お越しください。
著者が理事を務める
『一般社団法人マタニティ期から読みきかせ推進協会』の認定を受けた
マタニティ読みきかせアドバイザーがお待ちしています。
ぜひ会いに来てください。
お逢いできる日を楽しみにしています。
(一社)マタニティ期から読みきかせ推進協会認定マタニティ読みきかせアドバイザー
大谷佑香

